怪しい広東語村は広東語情報満載!

スイートルームは結構

観光シーズンは大変

香港に住んでいた頃は、家族や親戚が時々遊びに来てくれた物でした。みんな、パックツアーで来てくれたので、ホテルなどをこちらで色々な手配をすることは無く済みました。
大変だったのは、義理の弟が大学の友だちと卒業旅行で遊びに来たときのことです。彼らは飛行機だけを手配して、ホテルはこちらに任されたのでした。

キャンセル待ち

旅程が決まってホテルの手配を始めた時点で時既におそしでした。そこそこリーズナブルな値段のホテルはどこも満員で、残っているのは最上階のスイートルームぐらいという状態でした。
会社の同僚に頼んだりして、手を尽くしたのですがどうしても滞在期間中の一日だけ予約が取れないのです。それでも、仲の良かった同僚がキャンセル待ちで「Kowloon Hotel(当時)」を押さえてくれたのでした。
まあ最悪の場合は、私の自宅に泊めてあげるつもりで、とにかく予定通り飛行機に乗って彼らは香港行きを決めたのでした。

アップグレード

いよいよ彼らが香港へと出発する前日のことです。朝会社に行くと同僚が明るい声で、「ホテル予約取れたよ。しかも二日目からはスイートルームだって。」と教えてくれたのです。
もちろん、予約したのはあくまでも通常の部屋ですので、スイートルームになったのはホテル側の都合、つまりアップグレードしてくれたということです。義理の弟は初めての海外旅行だったので、本当に運が良かったと思います。
そうして、彼らは安心して日本を出発し、無事ホテルにチェックインしたのでした。
ところが、二日目の朝とんでもないことが起きたのです。

とんでもない知らせ

初日に無事ホテルにチェックインできたという連絡をもらったので、二日目も私は安心していました。ところが、同僚が不思議そうな顔をしながら私のことを呼び止めたのです。
「義理の弟さん、二日目の部屋をキャンセルしたみたいよ。今、ホテルから連絡が入ったんだけど。」
えぇぇぇぇ。その時は「何が起きたんだ〜」という気持で、本当に驚いていました。今のように海外で携帯電話が簡単に使えるような状況ではなかったので、こちらから連絡を取る方法もなく、本当に困り果てていました。
すると、たまたま弟から会社に連絡が入ったので、何が起こっているのか確認したのです。

英語力

弟曰く、「ホテルのフロントに行ったら、スイートルームがどうのこうのって言ってたんだけど、なんだかよく分からないからとにかくNO、NOって言ったんだよね。」とのことです。
つまり、ホテルは二日目からはアップグレードでスイートルームに移動してもらう旨を伝えたかったのでしょうが、弟のグループには誰も英会話に慣れているメンバーがいなかったため、訳も分からず断ったらしいのです。
慌てて同僚にホテルに電話してもらったところ、アップグレードを有効にしてくれたので、彼らはホテルを変わることなく無事に済んだのでした。
結局私は実際のスイートルームを見ることはなかったのですが、弟曰く1階と2階に分かれている程の広さで、非常に快適だったそうです。日本人は何でも「Yes」と言うとの批判は良く聞きますが、何でも「No」もまずいですよね。