【クレジットカードを申込むが】
誘ったくせに...
この時点では、まだブラックリストに載せられたかどうかでは定かではありませんでした。むしろクレジットカード会社の担当者からは、「これ以上粘ると、ブラックリストに載せますよ。」という警告だったのですから、まだ載っていないと信じていました。
航空会社からインビテーションが届いたクレジットカード、つまり今でいう
スーパーフライヤーズカードみたいなものに申し込んだのですから、様々な特典も付いてくるものと、クレジットカードが届くのを楽しみにしていました。
待てど暮らせど
クレジットカードの申込書をポストに投函してから2週間ほどが経ちました。通常なら、クレジットカードが届けられてもおかしくないぐらいの期間です。
ところが待てど暮らせど、クレジットカードの入った郵便物は届きません。
そしてそれから更に一ヶ月ぐらいが経った頃です、クレジットカード会社から一枚の封筒が届きました。
茶封筒
送り主がクレジットカード会社であるのを見て一瞬喜びましたが、すぐに何かいつもと違う違和感を感じました。それは封筒です。
いつもなら、クレジットカードは各種案内や約款の記載された少し厚めの、多少カラフルな封筒に入って送られてくるのですが、この時届けられたのはごくごく普通の茶封筒でした。
やっぱりかぁ
急いでこのクレジットカード会社からの茶封筒を開けてみると、そこに入っていたのは一枚の書面だけでした。
その書面には、クレジットカード会社から、「申し訳ありませんが、諸般の事情で今回はクレジットカードの発行を見合わせることにいたしました。あしからず。」といった感じの素っ気ない通知が書かれていたのです。
ガーン
決して、「あなたの信用が低いので、クレジットカードによる信用取引は不可能です。」とは書いてありません。
決して、「あなたの情報が、ブラックリストに載っていたため、クレジットカードの発行は不可能です。」とも書いてありません。
遠回しに、そして冷たく、「とにかくクレジットカードは発行できません。」と書かれているのです。
こうして、私のクレジットカード生活には、一旦幕が下ろされることになったのです。